Figma入門|デザイン初心者が最初に覚えるべき基本操作
Figmaの基本操作を初心者向けに解説。アカウント作成から、フレーム、シェイプ、テキスト、コンポーネントまで、UIデザインに必要な機能を網羅。
Figmaは、ブラウザで動く無料のデザインツールです。
インストール不要で、チームでのリアルタイム共同編集もできるため、Web/アプリのUIデザインで最も使われているツールの一つになりました。
Figmaを始める
アカウント作成
- figma.com にアクセス
- 「Get started for free」をクリック
- Googleアカウントまたはメールで登録
無料プランでも十分使えます。個人利用なら有料プランは不要です。
デスクトップアプリ vs ブラウザ
| 環境 | メリット |
|---|---|
| ブラウザ | インストール不要、どこでも使える |
| デスクトップアプリ | オフライン作業可、動作が軽い |
どちらでも機能は同じです。まずはブラウザで試してみましょう。
画面の基本
インターフェース構成
Figmaの画面は大きく4つのエリアに分かれています:
- 左パネル: レイヤー一覧、ページ切り替え
- 中央: キャンバス(作業エリア)
- 右パネル: プロパティ、デザイン設定
- 上部ツールバー: 各種ツール
基本操作
| 操作 | ショートカット |
|---|---|
| 移動 | スペース + ドラッグ |
| ズーム | Cmd/Ctrl + スクロール |
| 全体表示 | Shift + 1 |
| 選択範囲に合わせる | Shift + 2 |
フレーム - デザインの土台
フレームとは
フレームはデザインの枠です。スマホ画面やPC画面のサイズを指定できます。
作成方法:
- ツールバーから「Frame」を選択(ショートカット:
F) - キャンバスにドラッグ、または右パネルからプリセットを選択
よく使うプリセット
| デバイス | サイズ |
|---|---|
| iPhone 15 Pro | 393 x 852 |
| iPhone SE | 375 x 667 |
| MacBook Pro 14” | 1512 x 982 |
| Desktop | 1440 x 900 |
フレームの入れ子
フレームの中にフレームを入れることで、ヘッダー、コンテンツ、フッターなどの構造を作れます。
Frame (iPhone 15 Pro)
├── Frame (Header)
├── Frame (Content)
└── Frame (Footer)
シェイプ - 基本図形
図形を描く
ショートカット:
R: 長方形(Rectangle)O: 楕円(Ellipse)L: 線(Line)
角丸の設定
長方形を選択して、右パネルの「Corner radius」で角丸を設定:
- 4つの角を一括で変更
- 個別に設定も可能(アイコンをクリック)
色と線
- Fill: 塗りつぶしの色
- Stroke: 線の色と太さ
グラデーションや画像での塗りつぶしも可能です。
テキスト
テキストを追加
Tキーでテキストツールを選択- キャンバスをクリック、またはドラッグ
テキストプロパティ
右パネルで設定できる項目:
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| Font | フォントファミリー |
| Weight | 太さ(Regular, Bold など) |
| Size | 文字サイズ |
| Line height | 行間 |
| Letter spacing | 文字間隔 |
日本語フォント
Figmaには日本語フォントも搭載されています:
- Noto Sans JP
- Noto Serif JP
- M PLUS 1p
Google Fontsのフォントも利用可能です。
オートレイアウト
オートレイアウトとは
要素を自動で並べてくれる機能です。ボタンやカードなど、内容に応じてサイズが変わる要素に便利。
設定方法
- 要素を選択
- 右パネルの「Auto layout」をクリック(または
Shift + A)
主な設定
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 方向 | 横並び / 縦並び |
| Gap | 要素間の余白 |
| Padding | 内側の余白 |
| Alignment | 配置(左寄せ、中央、右寄せ) |
ボタンの例
オートレイアウトを使うと、テキストの長さに応じてボタンの幅が自動調整されます:
- テキストを作成
Shift + Aでオートレイアウトを適用- Paddingを設定(例: 左右16px、上下8px)
- 背景色を設定
コンポーネント
コンポーネントとは
再利用可能なパーツです。一箇所を変更すると、すべての複製に反映されます。
作成方法
- 要素を選択
Cmd/Ctrl + Option/Alt + Kでコンポーネント化- 紫色の枠が表示されたらOK
インスタンス
コンポーネントをコピーすると「インスタンス(複製)」になります:
- メインコンポーネント: 原本(紫の◆アイコン)
- インスタンス: 複製(白抜きの◇アイコン)
メインコンポーネントを変更すると、すべてのインスタンスに反映されます。
バリアント
同じコンポーネントのバリエーション(状態違い)を作れます:
- ボタン: Default / Hover / Disabled
- チェックボックス: On / Off
プロトタイプ
プロトタイプとは
画面遷移などの動きを再現する機能です。クリックで次の画面に移動するなど、実際のアプリのような動作を確認できます。
設定方法
- 右パネルの「Prototype」タブを選択
- 要素を選択し、青い丸をドラッグして遷移先に接続
- トリガー(On click など)とアニメーションを設定
プレビュー
右上の再生ボタン(▶)でプロトタイプを実行できます。
便利なショートカット
覚えておくと作業効率がアップします:
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| コピー | Cmd + C | Ctrl + C |
| ペースト | Cmd + V | Ctrl + V |
| 複製 | Cmd + D | Ctrl + D |
| グループ化 | Cmd + G | Ctrl + G |
| コンポーネント化 | Cmd + Option + K | Ctrl + Alt + K |
| オートレイアウト | Shift + A | Shift + A |
| 取り消し | Cmd + Z | Ctrl + Z |
| やり直し | Cmd + Shift + Z | Ctrl + Shift + Z |
次のステップ
基本操作を覚えたら、以下に挑戦してみましょう:
- 既存のUIをトレース: 好きなアプリやWebサイトを模写
- UIキットを使う: 無料のUIキットを参考に
- コミュニティを活用: Figma Communityで他の人のファイルを見る
Figmaは機能が豊富ですが、まずは今回紹介した基本機能を使いこなすことから始めましょう。