デザイナー必須!配色の基礎理論と実践テクニック
色彩理論の基礎から、実践的な配色テクニックまでを解説。補色、類似色、トライアドなど、すぐに使える配色パターンを紹介します。
配色はデザインの印象を大きく左右する重要な要素です。
「なんとなく」で色を選んでいませんか?色彩理論を理解すれば、根拠のある配色ができるようになります。
この記事では、配色の基礎理論と、すぐに使える実践テクニックを紹介します。
色の三属性を理解する
色には3つの属性があります。
色相(Hue)
色相は「赤」「青」「黄」といった色の種類のこと。色相環(カラーホイール)で表現されます。
彩度(Saturation)
彩度は色の鮮やかさ。彩度が高いと鮮やか、低いとくすんだ色になります。
明度(Brightness/Value)
明度は色の明るさ。明度が高いと明るく、低いと暗くなります。
💡 ポイント: HSL(色相・彩度・明度)で色を考えると、配色がしやすくなります。
基本の配色パターン
補色(Complementary)
色相環で正反対に位置する2色の組み合わせ。コントラストが強く、インパクトのあるデザインに。
- 例:青 × オレンジ、赤 × 緑
使いどころ: CTAボタン、強調したい要素
類似色(Analogous)
色相環で隣り合う色の組み合わせ。調和が取れた、落ち着いた印象に。
- 例:青 × 青緑 × 緑
使いどころ: 統一感のあるデザイン、自然なグラデーション
トライアド(Triadic)
色相環で正三角形の位置にある3色。バランスが良く、活発な印象に。
- 例:赤 × 黄 × 青
使いどころ: 子供向けデザイン、ポップなデザイン
実践テクニック
60-30-10の法則
配色の比率は以下がおすすめ:
- 60%: メインカラー(背景など)
- 30%: サブカラー(テキスト、カードなど)
- 10%: アクセントカラー(ボタン、リンクなど)
この比率を守ると、バランスの良い配色になります。
コントラスト比を意識する
Webアクセシビリティの観点から、テキストと背景のコントラスト比は重要です。
| 用途 | 最低コントラスト比 |
|---|---|
| 通常テキスト | 4.5:1 |
| 大きなテキスト | 3:1 |
| UI要素 | 3:1 |
カラーコード変換ツールでコントラスト比を確認できます。
おすすめツール
配色を決める際に便利なツール:
L-Yard カラーコード変換
HEX、RGB、HSL、CMYKを相互変換。コントラスト比も確認可能。
Adobe Color
Adobeが提供する配色ツール。色相環から配色パターンを生成できます。
Coolors
ランダムで配色を生成。気に入った色を固定して、残りを再生成できます。
まとめ
配色の基礎を押さえると、デザインの質が格段に上がります。
ポイント:
- ✅ 色の三属性(色相・彩度・明度)を理解する
- ✅ 配色パターン(補色・類似色・トライアド)を使い分ける
- ✅ 60-30-10の法則で比率を決める
- ✅ コントラスト比を確認する
まずは補色と類似色から試してみてください。